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199 | ご相談のタイミングにつきまして | 担当者 | 2018/12/17(月) 12:18:48 | 削除 | ||
福岡で薪ストーブご検討中の方へ おお!!土地、決まりましたか!!! そうですか、たいへん、おめでとうございます。 プラン的に、屋根抜きができるのは、新築ならではの「贅沢」です。屋根梁、垂木等など、二階床を抜くなら床梁とか、構造部材が絡んできますが…… もし、工務店さんなり大工さんが、内寸450角(最低)の煙突用スペースを構造体の中に問題なく設けて頂けそうなら、そして、チムニー構造立ち上げにせよ、トップライトのノウハウ準用などで、雨仕舞の物理構造をビルトインしてもらえるというなら…… ぶっちゃけ、屋根抜きはお勧めではあります。薪ストーブ的には。費用も安く上がるし、固定も安心です。さらに、屋根に簡単に上れるのなら、メンテが笑っちゃうほどラクで、周辺環境によりますがなんでも気兼ねなく燃やせます。モキの場合。 ただ、たとえば、2階との兼ね合いどうするか?とか、吹き抜けするならどうするか?とか、色々、ありていに言えば煙突を邪魔もの認定した場合、まあ、壁出しの方がいいかとか、なまじどうにでもなるので、いろんなプランが取り得ます。メリットもデメリットも出てきます。 ですので、こういう順番で考えてみてください。 1.薪ストーブを活用している生活イメージ。暖房の心地よさなら「両サイド開放」が最高です、モキの場合。ガラス側前面ではなく、サイドが暖かいので。よって鑑賞主目的以外なら「平置き」をお勧めしております。あとは調理器具としての動線をどこまで考慮するか。さらに誰が薪の面倒を見るか?薪をどこから運び込むか? 2.全館熱回り。薪ストーブから発生する上昇気流、熱気を、どう活用するか、どこまで、どう回すか。これは、薪の確保の見通しないし覚悟にもよりますが。薪ストーブ中心で生活組み立てるんだ、という方と、いや、薪ストーブは自信ないしちょっとで……という方では、当然、ここ、違ってきます。 3.上記を踏まえると、間取り、配置が決まってきます。そこから煙突を抜くときに、どうするか??これは、最初に述べた大工さんなり、強度、雨漏り問題のほか、あとは屋根材にもよりますね、全体の美観というかコンセプト。壁出しの方が、建物全体として整う場合もあります。メンテ、煙突掃除の方法も、すごく大きな要素です。 モキの場合、有利なのは、3.の煙突でかなり自由が効くことです。燃やし方、燃やすもので、かなり様々な状況に対応できる。屋根出しまっすぐは、モキの場合「上位互換」です。燃やし方、燃やすものの制限がなくなっていく感じだと思ってください。制限といっても、普通の薪ストーブを使うなら、当然という程度のものですから、壁出しでも、モキいしかできないワガママ、無茶が効かなくなる程度とお考え下さい(普通は、そんな無茶、ワガママを日常的にやる人は少ないです(笑)具体的には生木だけで暮らすとか)。 よって、以上のことから、ラフスケッチ的に、1.2.3.がなんとなく出来上がったころに、一度、ご相談ください。図面(手書きで大丈夫です)と一緒に。そこから、いろんな視点、一番大事なのは、薪ストーブのある暮らし方についてのご希望&薪の調達方法(お考え)ですが、それ以外にも、もっと他の要素も含めて、どういう結果が予想されるかを確認したり、変更や再検討をリコメンドいたします。 服の、フルオーダーメイドと一緒でしてね、基本コンセプトから始まって、最終的には様々な要素を細部までチューニングして、最後は設置予算をどう減らすかも含めてですが、生活スタイル&お好みにピッタリ合った、美しいものをご提供しようというのが趣旨でございます(笑) よって、ラフスケッチの段階で、一度、図面などをもとに、お声がけ頂けますと、「欲しいもの」、これ、実は選択肢の中でトレードオフ判断していく中で具体的に見えてくるのですが、それを明確にしながら、チューニングしていく作業がやりやすいと思います。 長文すみません。どうぞよろしくお願いいたします。 |