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MD80Ⅱ販売終了に際して、ユーザーである「あら」さんより
『元々かなりお安いですし、モキ製作所のビジネスモデル的にも、元々良心的過ぎたというか(海外モデルに比べてですが)安すぎたのだと思います。iGブースター機を使用していて、本当にそう思います。』
というコメントを頂きました(右上リンク)。 http://aiken-makiss.hatenablog.com/entry/20190822/1566452323
メーカーであるモキ製作所に申し上げたいのは、価値をわかって頂ける方には、御社の努力はちゃんと伝わっていたということです。別に、今どきの「わかりやすい」「売れやすい」、機能やらデザインやら「てんこ盛り」のストーブなんかでなくても……
そのうえで、今回のモデルチェンジに関しては
『なんというか、MD80Ⅱは、時代と逆行しようが『販売ベタな職人の渾身の一作』であり続けて欲しかったですし、「薪ストーブにおける引き算のデザインの美しさ」を残して欲しかったなぁ、とユーザーとしては寂しさが拭えません。』
とおっしゃっている。もしかしたら、ユーザーさんでもごく一部かもしれません。でも、実際にこのようなコメントが寄せられている、このことを、メーカーさんとして自ら「デザインが…」とか「新製品が…」とかおっしゃってきた、その問題意識の持ち方そのものを考えるうえで、今一度念頭に頂きたいなと思うのです。
メーカーのマーケティングとして、どこを見て、何を提供なされたいのか、すなわち、自分たちの「強み」は何で、どうして支持されてきたと思っているのか……
いち代理店の愚痴ですが、あらためて、ご一考を。 |