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最近、お問い合わせが増えているなと思うのが、薪ストーブのDIY設置です。
Webをウォッチしていても、安いストーブ本体を使って、できるだけ安く設置するという記事を以前よりもよく目にするようになりました。
それ自体は、私も、むしろ賛成と申しますか、全然良いと思うのです。実際、それで暮らせるわけですから……
しかし、DIYで充分な成果、期待する成果を上げれるかというと、それは結構別問題です。ケースバイケース。
その点から拝見していると、失礼ながら、期待する成果がすごく大きい人ほど、DIYでできると、何故か考えてしまうようです。
そういう方々の特徴を列挙しますと……
1.薪ストーブ本体の特性を理解しているとは思えない。いかにも重厚な本体でもパッと暖かいと思っているフシがあったり、逆に薄い鋼板製なのに「太い薪をトロトロ燃やす」とか期待している。
2.防火そのものを理解しているか疑わしい。Web上で色んな知識を得ていらっしゃるものの、なぜ、そのようにすべきなのかではなく「ちゃんとやるなら、こうすべき」という類の判断だけで、形だけで本質を見落としそうに見える。
3.煙突の施工が重量保持や雨漏りリスクとのせめぎ合いであることを理解していると思えない。実物を手にすれば、わかることなのだが……
結局は、失礼ながら、安物買いの銭失いというか、かえって苦労とリスクを増やすだけで、期待したような成果を実際に得るには、おそらく難しいであろうと。
それは、おそらく、薪ストーブのある暮らし、その本質への理解が不足しているのが「そもそも」でないかと思えるのです。
そのあたりのことも踏まえて「じゃあ、あなたの存在意義は何か?」と、プロとしての私自身が問われた場合の答えのつもりで、ブログではなく本体Webサイトに新たなページを増やしました。
https://www.aikenmakiss.com/70kiss.html
事業としてやっておりますので「販売ページ」ということになっておりますが、実際には、薪ストーブを導入する意味、薪ストーブで暮らす意味をまとめたものです。
よろしければ、ご一読くださいませ。 |